包茎って性感染症や癌になりやすい?

包茎って性感染症や癌になりやすい?

包茎って性感染症や癌になりやすい?

包茎による一番のデメリットは見た目の問題ではないと思ってます。

「皮が被って不恰好だな・・・」
などの見た目の問題は、ある意味隠し通せばすむことです。

真性包茎や仮性包茎であることが友達にばれたとしても、健康を損なうリスクとは無縁だと思うのです。

包茎であることの一番の問題は、包茎が原因でさまざまな病気になるリスクが高まってしまうのではないかということです。
包茎だとどのような病気になってしまう危険があるのでしょう。

包茎が原因で陰茎癌になるリスク

陰茎癌(いんけいがん)とは、主に亀頭や包皮から発生する陰茎の皮膚組織に発症する悪性腫瘍(ガン)のことを指します。世界的に見た発症率は20万人に1~2人って言われている病気です。

この陰茎癌の発生要因の1つとして包茎が取りざたされているんです。

ペニスの癌だなんて、考えただけでとても恐ろしいことです。なぜ包茎が発生要因の一つに取りざたされているのでしょうか。

それは、包茎だと包皮内に恥垢や雑菌が溜まり安く不衛生になりがちなのですが、そのような状態が発がんにつながりやすいと考えられているからみたいです。

包茎で陰茎が不衛生な状態になってしまうことでヒトパピローマウイルス(HPV)へも感染しやすくなるといわれており、これも陰茎癌の一要因と言われています。

割礼とは簡単に言ってしまうと包茎手術のようなものですが、割礼の風習がある民族は、陰茎癌の発症率が少ないといわれているそうです。

割礼することで、不潔な恥垢が溜まらないことが原因していると考えられています。

もちろん、包茎だから必ず陰茎癌になってしまうわけではありませんが、恥垢がたまりやすい状態を改め、ペニスを清潔に保つことが健康上望ましいということ言うまでもありません。

つまり健康体を維持するのに重要なのは包茎手術をするしないの問題ではなく、ペニスを清潔に保ち続けることができるかどうかだと思います。

パートナーを子宮頸がんにするリスク

もう一つ指摘されているのが、包茎だとパートナーが子宮頸癌になるリスクが高まるといわれている点です。

これは、子宮頸がんの原因がヒトパピローマウイルス(尖圭コンジローマ)といわれており、包茎だとこのヒトパピローマウイルスに感染するリスクが高まるといわれていることがその理由のようです。

でもこれも包茎だから彼女や妻を子宮頸ガンにしてしまうってことではないです。

重要なのはペニスを不潔にしないこと。
つまり恥垢(汚垢)をためずに、ペニスを清潔に保つことが大事だということです。

そして、特に真性包茎の場合、亀頭を露出させることができないので、ペニスを清潔に保つことが難しいことが問題だというわけです。

改めて冒頭の内容に戻りますが、「包茎だから性感染症や癌になってしまう」のではなく、ペニスを不潔にしておくことが、それら病気のリスクを高めているということに結論付けられると思います。

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