亀頭直下埋没法のメリットデメリット

亀頭直下埋没法のメリットデメリット

どっちを選ぶべき?環状切開法と亀頭直下埋没法のメリットとデメリット

どっちを選ぶべき?環状切開法と亀頭直下埋没法のメリットとデメリット包茎手術の術式としては、陰茎根部切除法(バックカット)だったり、背面切開術といった術式もありますが、現在「環状切開法」と「亀頭直下埋没法」の2つの術式が主流となっています。

そして包茎手術の際、多くの人がこのどちらかを選ぶことになります。

さて、「環状切開法」と「亀頭直下埋没法」のどちらの術式を選んだ方が良いのかですが、これはそれぞれにメリットとデメリットがはっきりとしているため、迷ってしまう人が多いのが現状です。

環状切開法と亀頭直下埋没法。

それぞれの持つ「メリット(プラスの側面)」と「デメリット(マイナスの側面)」にはどのようなものがあるのか。

そして、最終的にどちらの術式を選ぶべきなのか。選ぶ際のポイントは何なのか。両者の特長を徹底的に比較してみました。

環状切開術はどんな術式なのか

環状切開術は、切除した包皮を亀頭直下から陰茎中央部のいずれかの地点で縫合する包茎手術の術式です。

包茎の種別にかかわらず、真性でもカントンでも仮性でも環状切開術での施術が可能です。

昔から存在する術式で、通常泌尿器科で手術する場合はこの術式になります。

最もベーシックな術式なので、たいていの包茎クリニックで環状切開術のメニューは用意されています。

環状切開術のメリットは「低料金」と「感度温存」

まずは環状切開術の優れている点(メリット面)から。

環状切開術はベーシックな手術なだけあって「施術料金が安い」というメリットがあります。

亀頭直下埋没法と比べると、約3倍ぐらいの料金差があります。

特に学生や社会人になったばかりの20代の若者にとっては、手術料金が安いのはありがたいことですよね。

また環状切開術のメリットとして「包皮内板(ピンク色の薄皮)を残す」ところも指摘されています。

包皮内板は、重要な性感帯と言われているため、内板を温存することで術後の感度低下を最大限食い止めることができるとされています。

ちなみに、亀頭直下埋没法は包皮内板を全て切除するため、性的な快感が減少するリスクが指摘されています。

環状切開術のデメリットはツートンカラー

環状切開術のデメリットとしては、亀頭直下埋没法と比べると施術箇所が目立つ点を指摘する声が多いです。

環状切開術は施術箇所が陰茎の中央付近に位置します。

ペニスの包皮は内板と外板にわけられ、内板がピンク色の皮なのに対し、外板は茶黒色です。

それが陰茎上に並ぶことで色の違い(ツートンカラー)が目立ってしまうというわけです。

茎太郎はクリニックで環状切開術で手術しました

ただし、環状切開術の写真を数多く見ましたが、陰茎のどの位置で縫合するかは、ケースバイケースというか、施術するクリニックによって異なってくると思っています。

この包茎手術体験記ブログにも書いている通り、茎太郎は以前に真性包茎手術を受けていますが、術式は環状切開術での切開手術でした。

でも縫合箇所は、亀頭直下から5ミリ~1センチの場所だったので、陰茎のど真ん中では全然ありませんでした。

ちなみに、手術から日が経つにつれ、内板の色は褐色に近づいてきますし、包皮もいい感じにシワとたるみを帯びているので、茎太郎的には環状切開術で手術して良かったなと思っています。

環状切開術の場合、どの位置で縫合するのかはとても大事なことなので、手術前のカウンセリング時に確認した方が良いです。

亀頭直下埋没法はどんな術式なのか

亀頭直下埋没法ですが、その名のとおり、包皮の縫合箇所を亀頭のカリの部分の直下にもっていく手術のことです。

「亀頭直下埋没術」だとか「亀頭直下法」だとか「亀頭直下方法」だとか呼ばれることがありますが、いずれもこのタイプの手術方法です。

亀頭直下埋没法も、包茎の種別を選びません。

真性でもカントンでも仮性でも、亀頭直下埋没法による施術が可能です。

ちなみに健康保険が適用できるタイプの泌尿器科では、亀頭直下埋没法での包茎手術は行えません。

美容整形的な側面を強く持つ術式だからです。

その反面、多くの包茎クリニックで亀頭直下埋没法での施術メニューが用意されています。

亀頭直下法のメリットはツートンカラーにならない点

それでは亀頭直下埋没法が優れている点(メリット面)について書いてみます。

包茎患者が亀頭直下埋没法に期待する点は「陰茎のツートンカラーを防ぎ施術痕を目立たなくすること」これに尽きると思います。

亀頭直下法で手術した場合、亀頭のカリ下で包皮を縫合するので、縫合部がカリの部分に隠れてよりわかりにくくなります

また亀頭直下埋没法では、亀頭から伸びているピンク色の薄皮(包皮内板)を切除します。

内板がなくなりペニスの包皮が茶黒色の外板のみとなるため、環状切開術のようなツートンカラー(陰茎上に色の異なる外板と内板が並ぶこと)の心配がないことをメリットと感じる人も多いです。

亀頭直下法のデメリットは「高額な施術費用」と「感度低下」

亀頭直下法のデメリットですが、他の術式と比べ亀頭直下法は手術費用が高くなる傾向があるという点が顕著です。

「環状切開術」と比べると両者の手術費用の差は実に3倍近くにも開くので驚きです。

参考記事:包茎手術の費用相場は?包茎種別、術式ごとの料金比較

なぜ、亀頭直下埋没術だと手術料金が高くなる傾向にあるかというと、一つには他の術式と比べ施術難易度が高く、高度な技術と経験則を持つドクターでなければ施術することが難しいからとされています。

亀頭直下埋没術は、手術する医者を選ぶためプレミアムが付くというわけですね。

ただお金で解決できるだけ、「高額な施術費用」はそこまで大きなデメリットとは言えないかもしれません。

問題は、もう一つのデメリットである「感度低下」のリスクです。

内板と包皮小帯(裏スジ)は性感帯

亀頭直下埋没術は、施術後の見た目を重視し包皮内板(ピンク色の薄皮)を切除します。

包皮内板は重要な性感帯の一つだと指摘されています。

その内板を切除するということは、術後に快感が損なわれる可能性があるということ。

また、包皮の背側、腹側の全てを亀頭直下で縫合するということは、包皮小帯と呼ばれる「ペニスの裏スジ」を残すか切り取るかという選択を迫られることになります。

裏スジは内板以上に大事な性感帯の一つなので、明確な理由がない限り「残したい」と思う人がほとんどだと思いますが、包皮小帯の温存でさらに手術費用が高くなるクリニックも少なくないようです。

茎太郎は、環状切開法で手術したため、内板と裏スジも残っており、手術後に性的な感覚の低下が気になったことはありませんでした。

※参考記事:茎太郎の包茎手術体験記はこちらにまとめています

結局どっちの術式を選ぶのが良いのか【結論】

このように環状切開法と亀頭直下埋没法は、メリットとデメリットがはっきり違いが出る術式になります。

一番大事なことは、包茎手術後に自分が選んだ術式で後悔しないことです。

そのため、まずは「自分が術後にどういうペニスを希望しているのか」を自問自答しはっきりさせる。

そして、それを実現してくれる術式を選ぶことが、後悔のない包茎手術に繋がるのではないかと思っています。

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