包茎を手術してでも治す人が多い理由
私たちが思っている以上に、包茎手術することで包茎を治す人の数は多いです。
大手の人気包茎クリニックのホームページ上に掲載されている「年間包茎手術実績数」などを見ると、多いところでは年間1万人以上の包茎手術の実績数があると謳われていることからも明らかです。
もちろん、包茎で悩んでいる人の絶対数が多いというのも一因でしょうが、なぜここまで手術してまで包茎を治す人は多いのでしょうか。
ご存知の通り、包茎手術は「余った包皮(ペニスの皮)を切除し、適度な長さになった包皮を陰茎に縫合する」手術なので、当然痛みを伴います。
包茎クリニックは、包茎手術を専門としていることもあり、高度な麻酔技術を用いるなど、手術の痛みを最小限に抑える技術に長けていることは事実です。
ただし、そうはいってもメスで皮膚を切除する以上、無痛手術というわけではなく、ある程度の痛みを伴うのは避けて通れません。
にもかかわらず、包茎を手術してでも治す人が多い理由は何なのでしょうか。
1.包茎は手術で治せる類のコンプレックス
包茎手術を検討する理由は人それぞれだと思いますが、真性包茎やカントン包茎のように、「男性器を清潔に保つことが困難だから」「セックスやマスターベーションなど勃起を伴う性行為に支障があるから」というような、衛生的な面、性生活上の差し迫った理由が手術を決断する一番多い理由のように思われます。
ですが、仮性包茎の手術をする人が多くいることを考えてもわかる通り、コンプレックスの解消を目的に包茎手術する男性も数多くいます。
手で剥けば露茎できる仮性包茎とはいえ、「自分が包茎にカテゴライズされることがコンプレックスで嫌だから」といった理由で手術を考える人がいるということです。
世間一般的には、
- 「背が低いこと」
- 「足が短いこと」
- 「頭皮が薄いこと」
- 「肌が汚いこと」
- 「体毛が毛深いこと」
- 「体重が重く太っていること」
といったようなことが、コンプレックスとして認識されています。
これらに加えて、「包茎」も男性のコンプレックスの一つとして認識されているのですが、ここでの大きなポイントは、コンプレックスには生まれ付いたもので、「治すことができないもの」と努力や手術によって「克服or治すことができるもの」とがあるということです。
もちろん、包茎は包茎手術によって治すことができますので、「克服できるコンプレックス」に属することになります。
薄毛、低身長など治らないコンプレックスを気にするのは時間の無駄
もし悩みを減らすことが幸せになる条件だとするならば、抱え込んでいるコンプレックスを減らせば減らすほど、私たちは幸せに近づくはずですよね。
そうであるならば、どうあがいても治せないコンプレックスではなく、努力や手術で治せるコンプレックスに、時間を費やすべきだと思いませんか?
例えば、「頭皮がハゲ」ていることと「背が低い」ことと「包茎」であることと、「足が水虫で臭い」ことがコンプレックスだという男性の場合を考えます。
このコンプレックスを治せる系と治せない系にカテゴライズすると、
- 治せない系コンプレックス・・・身長、薄毛
- 治せる系コンプレックス・・・包茎、水虫
こうなってくると思います。
背の高さは10代でほぼ確定しますので、30歳にもなって身長を高くしたいと望むのは意味がありませんし、頭髪の薄さにしても、遺伝やそれまでの生活習慣で決まってきますので、ハゲてしまってから何を施してもほとんど意味はありません。
そうであるならば、薬で治せる「水虫」や、手術で治せる「包茎」といったコンプレックスの解消に「時間」や「お金」や「努力」をつぎ込んだ方が、報われるということです。
2.包茎の手術はダイエットのようにリバウンドのリスクがない
また包茎については、手術で一度治すことができたら、二度と再発を恐れる必要がないのも、包茎手術に踏み込む人が多い理由の一つといえるかもしれません。
わかりやすい例として、治せる系のコンプレックスである「ダイエット」と比較してみます。
頑張ってダイエットして痩せたとしても、ダイエットは高い確率でリバウンドする、つまり元の体重に戻る可能性があります。
努力が無駄になるとまでは言いませんが、ダイエットがリバウンドして体重が増えてしまったら、もう一度気合を入れなおして食事制限したり、運動したりして体重を絞る必要があります。
一方の包茎ですが、一度包茎のコンプレックスを手術で解消できた人は、二度と再手術する必要がないので、シンドイのは最初の手術の時、ただ一回だけということになります。
そのため、20代の学生など、若いうちに時間を作って包茎手術する人が多くいるのだと、茎太郎は自分の包茎手術の体験を通して実感しています。