正しいおちんちんの形って何?
茎太郎にはサッカー部の仲間以外に親友がいました。
親友のTとNです。
・・・
まさか、彼らにおちんちんの悩みを相談することになるとは、、
茎太郎は何が正しいおちんちんなのかわからずパニックに陥っていました。
もはや、かっこつけてる場合ではありません。
昼休み、頃合い見計らってそれとなく聞いてみよう、、、
昼ご飯の時間になりました。
いつも、昼ごはんは親友のTとNと一緒に学食で食べています。
いち早く食堂に入った茎太郎は、学食の200円のえびピラフ定食を早々に注文し席を確保していると、ほどなくTとNがやってきました。
T君「あれ、茎太郎今日は早いね。」
茎太郎「あ、うん。」
TとNが席に座ってほどなく茎太郎から話を切り出しました。
茎太郎「あのさ、、、やっぱTもNも剥けてる?」
N君 「ん?」
茎太郎「あ、ちんちんの皮の話なんだけど」
茎太郎は声が上ずらないように平静を装いましたが、サッカー部の友達KやYと話したとき以上に緊迫感を感じていました。
TとNは親友です。
緊迫感を感じたのは、できれば自分と同じちんちんであって欲しいって気持ちと、もし違ったらどうしようって気持ちが茎太郎の中で入り乱れていたからだろうと思います。
T君 「あーはいはい。」
茎太郎「・・・・。どう?」
答えはすぐに帰ってきました。
T君 「剥けてるよ。」
N君 「うん。俺も剥けてる。」
・・・
・・
・
親友TとNは全剥けだった!
マジかよ、、
茎太郎は頭の中が真っ白になるのを感じながらも、何とか質問を続けました。
茎太郎「それって、何もしてないときから皮が剥けてるってこと」
N君 「勃起してない状態でってことだよね。うん。剥けてるよ。」
T君 「俺も通常時から剥けてるから、剥いたりとか必要ないね。」
・・・
おわった。
そう、全てが。そう感じました。
ちんちんって皮が剥けてるべきものだったんだ。
高1になるまで、こんなことも知らなかったんだな、俺は。
もう史上最強に落ち込んでいた瞬間だったと思います。
そんな茎太郎をNの言葉が現実に引き戻しました。
N君「で茎太郎は?剥けてるの?」
茎太郎「・・・」
何か答えなければなりません。何か答えなければ。
覚悟を決めて茎太郎は返事をしました。
茎太郎「いや剥けてるんだけどさ、時々元に戻るんだよね。皮が」
・・・
うそつきました。
ごめん、NとT。
Tの声が遠くから聞こえてきました。
T君「あー茎太郎、それ○○だよ。そのうち俺らみたいになるんじゃないかな。△△じゃないから多分大丈夫だと思うよ。」
え?
T、ちょっと肝心なとこが聞こえなかったよ。
ただ茎太郎は放心状態だったため、Tに聞きなおすことはしませんでした。
Tは多分大丈夫だよと言ってくれたけど、それはうそついた僕の姿のこと。
ボクのアソコは大丈夫じゃないんだ。。。
放心状態で抜け殻になったような茎太郎。
授業が終わると、大好きな部活も行かずにそのまま家に帰りました。
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