ペニスの亀頭がカサカサなのは病気?
子供の頃の亀頭(おちんちんの先っちょ)は、皮で覆われている状態です。
いま包茎でない人も、成長期のどこかのタイミングで、皮が自然に剥けて亀頭が露出できるようになったと思います。
この頃、亀頭にはある変化がおきます。
皮を被っている少年時代の亀頭は、ピンクでツルツル・ツヤツヤしてたのに、今改めて亀頭を見てみると、なんだか赤黒くなって、表面もカサカサ(ザラザラ?)状態になってしまっている。
潤ったようなピンク色だった男性器が、乾燥してシワが寄ったように浅黒くなってしまっている。
なぜペニスの亀頭は月日が経ってしまうとカサカサになってしまうのでしょうか?
これって病気なのでしょうか?
亀頭が空気に触れ皮膚化することは正常
常時皮をカブっていた頃の亀頭の表面は、粘膜で覆われています。
粘膜なのできれいなピンク色をしており、刺激にも弱く、乾いたものに触れるとピリピリ(ビリビリ)痺れるような痛みを覚えることがあります。
いわゆる子供のころのペニスの先っちょは、このように刺激に敏感な粘膜なので、オナニー時に直接刺激したり、セックスする際も、我慢できずにすぐに射精したり、早漏気味だったりします。
ですが、包茎じゃない通常のペニスは、成長期とともに包皮は自然に剥け、亀頭が常時露出するようになり、おちんちんの先っちょは直接空気に触れるようになります。
亀頭は空気に触れることで、次第に他の皮膚と同じような肌触りになり、見た目も少し赤黒さはありますが他の皮膚と同じような色に近づきます。
つまり、亀頭が昔と比べ、カサカサした感じになったり、ツルツル、ツヤツヤだった亀頭の表面に、無数のシワが出たり、乾燥して少し粉吹いたような状態になる・・・というのは、大人のペニスになった証というわけなので、心配することはないのです。
先っちょが包皮をかぶった上粘膜に覆われていることで、敏感で早漏気味だった人も、遅漏というか感覚が程よく収まってきて射精が長く我慢できるようになってきます。
亀頭が空気に触れ、皮膚化し、敏感さが程よく治まってくることは、包茎でない大人が誰しもが経験する正常なことなのです。
ただし亀頭包皮炎の場合は病院に相談を
ただし、カサカサという状態を通り越して、亀頭や包皮や陰茎に白い粉カビのようなものが大量に付着したり、赤いブツブツに被われたりした場合は、亀頭包皮炎を疑って、病院で診てもらいましょう。
亀頭包皮炎は、細菌やカビによって引き起こされるもので
- 亀頭や包皮や陰茎に赤いブツブツ(斑点)が無数にできる
- 亀頭や包皮や陰茎に白いカビのようなものが無数に付着する
- かゆみや痛みがある
- 膿が出ることもある
こういった症状がペニスに見られることが多いです。
亀頭包皮炎は亀頭や包皮部分の炎症で、成人の場合、セックスやマスターベーショーン・オナニーなど性行為が原因で発症することが多いです。
性行為などを介し、傷がついた箇所に細菌やカンジダ菌が入り込んで、亀頭包皮炎が発症するというわけです。
こうした菌に触れたら、100%感染するというわけではなく、体力が落ちて、身体の免疫力が弱っているときに発症しやすくなるようです。
亀頭包皮炎は、子供に多く見られる症状ですが、成人だと特に包茎の男性によくみられる症状です。
真性包茎はもちろんのこと、カントン包茎も仮性包茎も、亀頭が常時包皮に覆われてジメジメしているため、カンジダなどのカビや細菌や雑菌が繁殖しやすいためです。
こうした細菌やカビは、恥垢や尿の残りカスが溜まっている不潔な包茎ペニスの環境を好むため、包茎の人は、亀頭包皮炎を何度も再発するケースが多く厄介なケースが少なくありません。
亀頭包皮炎で悩んでいる人で、包茎も治してしまいたいと考えている人は、実績があり包茎治療費も良心的なおすすめの包茎クリニックをご紹介しているので、チェックしてみてください。
亀頭包皮炎は細菌が原因の場合と、カンジダが原因の場合とで治療方法が異なるため、自然治癒を期待して放置するよりも、病院で専門家の人に診てもらうのが良いでしょう。