包茎手術の時って陰毛を剃られるの?
包茎手術を考えている人にとって、手術の際陰毛を剃られるのかどうかは、気になるところですよね。
陰毛を剃ることを剃毛(ていもう)と呼びます。
ちん毛を「パイパン状態」にするとも言いますが、これは専門用語ではありません。
話を元に戻しますが、下腹部に近い場所で手術を行う場合、この陰毛を剃るケースが多々あります。
一昔前は盲腸手術の時などの際、手術前に剃毛されるケースが多かったようです。
陰毛には多くの雑菌がついています。
そのため、陰毛を剃らないと、手術箇所に陰毛が入り込むことで思わぬ感染症・合併症を引き起こす可能性があるんですね。
また、手術を進める際に邪魔にならないために、下の毛をきれいになくすという意味合いもあるようです。
包茎手術も下腹部の手術に該当しますが、陰毛を剃られてしまうのでしょうか?
ほとんどの包茎手術で剃毛されることはない
茎太郎が10年以上前に真性包茎手術をした際には、結論から言うと包茎手術中にペニスの毛を剃られることは全くありませんでした。
簡単にペニスや睾丸部分を消毒された記憶はありますが、陰毛をカットされることすらありませんでした。
包茎手術中は、青いビニールシートのようなものを下腹部のあたりに被せられるのですが、そのシートの小さな切れ目の部分からオチンチンの竿の部分だけを外側に引っ張り出して手術をするんですね。
つまり、陰毛が傷口に入る心配がないため、チン毛を剃毛する必要はないのかなと思っています。
包茎クリニックや病院によって、治療方針は様々だと思いますが、包茎手術を専門に行っていて、実績が豊富にあるクリニックであれば、このような対策がとられているものと思います。
ただし根部切除法(バックカット法)の場合剃毛の必要あり
ただし、これは亀頭直下など亀頭のカリの部分に近い位置で包皮を縫合する場合の話です。
包皮口の小さい「真性包茎」や「カントン包茎」はほぼこのように亀頭近くで包皮を縫合する方法をとりますが、仮性包茎手術の場合、クリニックによっては、陰茎の付け根で縫合する手術方式を採用するクリニックもあります。
これは、根部切除法(バックカット法)と呼ばれていて、手術箇所が陰毛に隠れて見えにくくなることで、手術箇所を可能な限り目立たなくさせたいという人に人気の高い手術になります。
この根部切除法による包茎手術の場合は、陰茎の根元で包皮の余りを切除し、根元で縫合する方法になるため、陰毛を処理する必要が出てくるようです。
この場合も、全部の陰毛を剃ってツルツルにする必要はなく、あくまで手術に影響がある箇所のみの剃毛になるかと思います。
いずれにしても、包茎手術の際、陰毛を剃るかどうか、剃るとしたらどの程度まで剃るのかについては、包茎手術の前に、クリニックの医師やカウンセラーに確認してみてください。