包茎手術必要ない?
包茎手術は必要なのかそれとも必要でないのか包茎の人であれば、包茎手術するべきか、包茎のまま諦めるか決断を悩んでいる人も多いと思います。
包茎手術が自分に必要か、必要でないのかについては、
・自分の包茎のタイプが何なのか
・自分のシチュエーション的には包茎手術したほうが幸せなのか
を元に一人ひとりが自分と向き合って考える必要があると思います。
周りの友達の多くが包茎手術してるからという理由だけで手術に踏み切るのではなく、自分にとってこの手術は必要だと確信をもってから包茎手術に踏み出すのが良いでしょう。
真性とカントンは早めの治療が必要
包茎の種類には、真性包茎、嵌頓包茎、仮性包茎があります。年齢別に分けて考えると、小児包茎や高齢者包茎(老人性包茎)などもありますが、基本的には、包茎の種類と言えば、真性包茎、カントン包茎、仮性包茎の2タイプとなります。
そして、その中の真性包茎とカントン包茎については、一日も早く治療が必要なタイプの包茎になります。
真性包茎は勃起しても、亀頭を露出させることができない状態なので、衛生的に深刻な問題をはらんでいます。
亀頭についた恥垢と呼ばれる尿や精子の残留物が固まったもの(俗に言うチンカス)を洗い流すことができないため、包茎特有の強烈な臭いを放ちます。
そしてそれ以上に深刻なのが、亀頭部分がジュクジュクした状態で密閉状態になっており、包茎でない人と比べ性感染症にかかるリスクが高まったり、陰茎癌になるリスクが高くなるといわれていることです。
またカントン包茎は、包皮口が狭すぎるため、皮を剥いた状態で勃起してしまうと、むくんだり、血流が止まってしまうことで痛みを伴ってうっ血してしまうことになります。
そうしたことから、しんせい包茎とかんとん包茎は早めの治療、包茎手術が必要だといわれています。
仮性包茎の手術は自分が必要だと感じたタイミングで
一方の仮性包茎の場合、上述の真性包茎やカントン包茎のケース異なり、日常生活上、また性生活上の差し迫った緊急性がありません。
仮性包茎の場合、自分で皮を剥くことで亀頭を露出させることができるので、こまめに皮を剥いて手入れをすることで恥垢や雑菌などを洗い流し、ペニスを清潔に保つことができるからです。
それではなぜ多くの人が仮性包茎の手術を受けているかというと、それは見た目による理由が大半です。
・友達と銭湯やサウナに行ったとき、毎回股間をタオルで隠すのがつらい
・仮性包茎だったことが原因で中学生、高校生の時いじめられた
・これから付き合う彼女に仮性包茎だとばれたくない
具体例をあげてみましたが、仮性包茎の悩みの多くが、このような見た目を気にしたものだということができると思います。
中には、
・皮をかぶりっぱなしだと、亀頭が大きく育たないから早めに仮性包茎を治したい。
・毎回、包皮が陰毛を巻き込んでイライラする。
という悩みも少なからずあると思いますが、見た目を気にして仮性包茎の手術をする人の方が多くを占めていると思います。
つまり自分が仮性包茎を治したいと思ったタイミングで手術するので問題ないということです。
言い方を変えると、仮性ほうけいを治さなくてもいいやと思ったら、包茎手術する必要すらなくなるといってもいいと思います。
極論ですが、彼女も一生いらないし、友達と温泉旅行など行くこともないという人であれば、仮性包茎のままでもそれほど困らないと思います。
そういった意味では、仮性包茎手術は必要ないと思う人がいてもおかしくはないし、必要なければ手術しなくてもいいと思います。
各人が自分のシチュエーションを元に、仮性包茎手術するかどうかの判断をすればよいと思っています。