包茎はカッコ悪い
修学旅行から帰ってきた茎太郎は、包茎人生を一日も早く終わらせたい気持ちでいっぱいでした。
茎太郎は修学旅行で皆と一緒に入った温泉での出来事を思い出していました。
茎太郎自身、寮生とかでもなかったので、中学生高校生時代お風呂はいつも自分の家のお風呂に入りますし、銭湯に通う習慣もありませんでした。
なので、自分以外の他の男性のオチンチンをいっぱい見るのは、これが初めての経験だったのです。
それも意識的に1日で30人の男友達のチンコをまじまじと観察するのは、今後一生涯ないだろうなと思いました。
その経験を通じて、茎太郎が一番強烈に思ったこと。
それは、包茎ってかっこ悪いなってことでした。
あくまでも個人的な主観とはなりますが。
亀頭がわずかに顔を出しているもののチン毛が数本皮との間に挟まっている人もいれば、皮の余りが多いのか、亀頭の上にシワシワの皮が大量にのっかっているおちんちんもありました。
一方で全部亀頭が見えているチンコは、皮も亀頭下に集まっておりとてもスマートでスッキリとしているように感じました。
この出来事は、茎太郎自身、包茎であることが心底嫌になった瞬間でもありました。
全部剥けてるチンチンに対する強い憧れ
確かに真性包茎と違って、仮性包茎の場合は健康上抱えるリスクっていうのはないのかもしれません。
でも修学旅行の大浴場で見かけた中でも、
亀頭がほんの少し皮からはみ出ている仮性包茎の友達を何人も見るにつけ、
やっぱり剥けてるペニスってかっこいいなと強く思うようになりました。
ああ早く包茎手術を受けたい!!
この時茎太郎は、仮性包茎じゃなくて真性包茎でよかったと思いました。
不思議に思う人もいるかもしれませんが、
中途半端に重度の仮性包茎で手術するのを悩むよりも
手術以外に選択肢がほとんどない真性包茎でよかったと思ったのです。
もし仮性包茎だったら、自分の性格上手術を受けるにしても結構先延ばしにしていたかもしれません。
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