包茎が不妊の原因の一因って本当?
不妊の原因は、例えば
- 旦那の精子の質が悪い
- 排卵障害がある
- 卵管通水がうまくいっていない
- ホルモン値が低い
- 加齢によるもの
など一例を挙げるだけでも様々あることがわかります。
一つではないところが厄介ですよね。
不妊専門の医者ですら原因を特定できないことも多く、不安な思いで長い間病院に不妊治療で通っている女性も少なくありません。
そんな中、当サイトのテーマである「包茎」が不妊の原因の一つに挙げられることが少なくありません。
なぜそのようなことが言われるのか、茎太郎の視点で詳しく見てきたいと思います。
逆に妊娠に必要なことを考えてみると分かること
不妊の原因に包茎がどの程度関係してくるのか。
それを考える前に、まずは妊娠に必要なことを整理してみたいと思います。
まず自然妊娠に必要なこととして、
- 男性器を勃起して膣内に挿入できる
- 女性の膣内で射精できる
- 無精子症(or 精子の質が悪い)ではないこと
が挙げられると思います。
最低限上記が満たされない限り、自然妊娠は不可能でしょう。
医者の判断によって異なりますが、そうなると、人工授精、体外受精、顕微授精などを検討することになると思います。
茎太郎は包茎については詳しいですが、不妊治療専門の医者ではないため、そのあたりは不妊治療専門のクリニックで先生に相談してください。
それでは話を元に戻して、まずカントン包茎について話してみたいと思います。
カントン包茎の特徴は、包皮口が狭すぎるため、剥いた状態の勃起が痛すぎてほぼ無理といっていいでしょう。
そのため、自然妊娠に必要な「男性器を勃起して膣内に挿入できる」という前提条件を満たすことが難しいため、カントン包茎は不妊の原因の一因と言って差し支えないでしょう。
確かに包皮口の直径によって、カントン包茎にも症状に違いがあるとは思います。
なので、子作りの時ぐらい、勃起時の痛みをこらえて、根性で膣内射精しようと考えている男性もいるかもしれません。
ですが、無理は本当に禁物です。
一度の性交渉で妊娠すればいいですが、不妊症のケースも含め、子作りは数か月や数年にわたり長期化するケースの方が多いのです。
そんな中、カントン包茎の人が子作りの度に何度も痛みをこらえて、性行為を頑張ってしまっては、性行為のストレスや嫌気で「勃起障害(インポテンツ)」や「射精障害」になりかねません。
そのため、カントン包茎の人は速やかにカントン包茎手術をすることを強くおすすめします。
包茎手術後から性交渉までは、手術箇所の腫れや抜糸のことを考えても「通常1カ月程度間を空ける必要がある」といわれています。
妊活は年齢との勝負とも言われるため、本格的な妊活のタイミングまでに、余裕をもってカントン包茎を治しておくのがベストだと思います。
真性包茎の人は射精しても包皮内にほとんどの精子が残る
一方、包茎の代表格でもある「真性包茎」が不妊の原因としてどの程度影響してくるのでしょうか。
まず、真性包茎でも勃起するのに大きな支障はありません。
なので、勃起した状態で女性の膣内にペニスを挿入することも可能といえば可能でしょう。
真性包茎の問題は、射精された精子が包皮の中に大量に残ってしまうということです。
真性包茎の場合、包茎じゃない場合と違ってオシッコとか精子はそのまま勢いよく放出されません。
いったん包皮の中に溜まった後、圧力によって少しずつ包皮口の小さい穴から少しずつ漏れ出るイメージです。
そんな時、真性包茎のチンコの外側の皮は、もう風船のように大きく膨らむことになります。
確かに、妊娠するために精液を勢いよく子宮の近くまで放出する必要はないかもしれません。
問題は、皮に邪魔されて精子が遠くに飛ばないことではありません。
どれだけの量の精子が結果的に、膣内に放出されるかというのがポイントです。
茎太郎もまだ真性包茎だった頃オナニーしたことがありますが、皮をつままないと、ほとんどの精液が皮の中から出てきてくれませんでした、、
少量の精子でも妊娠できるような場合はいいのかもしれませんが、不妊治療での精液検査では、精子の量も検査項目の対象となっているため、茎太郎的には、不妊と真性包茎の関係はかなり気になるところではあります。
ただ、茎太郎は不妊治療の専門家では全くないので、専門のお医者さんを差し置いて、ここで断定口調でモノを申すのは辞めておきます。
ただ、真性包茎は露茎(皮を剥いて亀頭を露出できないこと)不潔な状態であることは間違いないので、包皮内の、雑菌や恥垢が精液と混じって膣内に放出されるということは認識しておいた方が良いです。
最終的には、パートナーの男性と話し合って決めるべきだと思いますが、そもそも真性包茎は手術で治すべきモノだという認識が一般的なので、子作りの時まで真性包茎をそのままにしておく人はあまりいないとは思います。
仮性包茎は直接不妊の原因にはならないだろうが、、
最後に仮性包茎ですが、勃起や挿入や射精に大きな影響を及ぼさないため、不妊への直接的な影響はあまりないとは思います。
ただし仮性包茎であっても、包皮内に雑菌や恥垢が溜まりやすいので、不潔なペニスが原因で、性病や深刻な病気に感染しないように十分気を付けてください。
つまり、仮性包茎による直接的な不妊への影響はあまりないと思いますが、仮性包茎の不潔状態で男性器を生で膣内に挿入することで、結果的に病気に感染して、妊娠しにくい体になってしまうリスク(可能性)自体を否定することは、茎太郎にはできません。
仮性包茎手術をするかどうかは、当人が決めることですが、仮性包茎のまま子作りするのであれば、その前に皮を剥いて、恥垢や雑菌をシャワーで綺麗に洗い流してからにすることを強くおすすめします。