小児包茎手術タイミングはいつ?
小児包茎とは幼児期・子供の頃の包茎のことです。
わが子のオチンチンを見たときに、
あれこれは包茎じゃないだろうか
とドキッとすることもあると思います。
ご存知のように真性包茎は衛生面で深刻な問題があります。
性感染症や陰茎がんなどのリスクも高まるので、早期の手術の必要性がありますが、この小児包茎の場合、タイミング的にいつ手術するのが良いのでしょう。
包茎クリニックに相談すること
最適な小児包茎手術のタイミングは、お医者さんとの相談の上で決めていくのが一番大事なことになります。
一般的にいうと、小児包茎手術のタイミングは思春期を終わってからというのが、通説のようです。
なぜかというと、真性包茎の割合について下記のような調査データがあるからです。
◆年代別真性包茎の割合の推移
ステージ | 年齢 | 真性包茎の割合 |
---|---|---|
新生児の真性包茎 | 生後1ヶ月 | 100% |
乳児の真性包茎 | 生後1ヶ月~1歳 | 80% |
幼児の真性包茎 | ~就学まで | 60% |
小学校低学年の真性包茎 | 7歳前後 | 40% |
小学校高学年の真性包茎 | 12歳前後 | 10% |
中学校卒業時の真性包茎 | 15歳前後 | 5% |
上記のように、幼児期の頃の包茎は大きくなるにしたがって自然と治っていくケースが多くなります。
最終的な成人男子の真性包茎の割合が3%程度と言われていることを考えると、
中学卒業までに真性包茎の自然治癒はほぼ完了しているのかなという印象を受けます。
個人差もあるとは思いますが、真性包茎が確定かどうかは中学生の段階でほぼ決まり
あとは仮性包茎がペニスの成長期が終わるまでに、確定かどうかがわかるということになります。
話を整理すると、
・小児包茎手術の場合、中学校卒業時位まで様子を見る。
・中学卒業時に真性包茎であれば、それ以降真性包茎が自然治癒する可能性はほとんどない
ということになるので、よかったら包茎手術をいつするかの判断材料にしてみてください。
ただしこれはあくまでも一般論となります。
包茎手術のタイミングはとても大事なことになるので、わが子の包茎をいつ包茎手術すべきかについては、必ず包茎手術の専門家(ドクター)に相談するようにしてください。