尿道炎の原因と症状、治療法予防法は?

尿道炎の原因と症状、治療法予防法は?

尿道炎の原因と症状、治療法予防法は?

男性器に次のような違和感を感じたことはありませんか?

  • おちんちんの先っちょがかゆい
  • オシッコするときに痛みを感じる
  • 尿道口からうみが出ているみたいだ

もしこのような症状を感じたら、まっさきに尿道炎を疑った方が良いでしょう。

尿道炎の対処法としては大きく二通りあります。

  1. 尿道炎の感染を未然に予防する
  2. 尿道炎の感染が確認できたら速やかに医療機関で診察を受ける

詳しく見ていきましょう。

尿道炎の感染を予防するための心得

まず尿道炎は、性感染症(性病)によるものなのがほとんどなので、不特定多数の人と性行為したり、風俗店で性病を感染するリスクのある行為(フェラチオや素股など)から極力身を守るにこしたことはいりません。

ただそのような環境の中でも、包茎の人はそうでない人と比べ性病に感染するリスクが高いといわれています。

包茎には、真性包茎、仮性包茎、カントン包茎など種類はありますが、いずれも、通常時皮が亀頭にかぶっている状態なので、尿の残りカスや雑菌など恥垢が湿った状態で亀頭と皮の間に閉じ込められ、性病などの病原菌が繁殖しやすい環境になっています。

つまり、包茎でない人と比べて性病に感染しやすい不衛生な環境にあることから、感染リスクが高いといわれているということです。

包茎の人は、そもそも性感染症になる可能性のある行為を人一倍自重したり、包茎手術などで包茎を治したりすることで、尿道炎に感染するリスクを少しでも減らすことを考えてみるのも良いでしょう。

尿道炎とは?感染したら医療機関ですぐに見てもらう

尿道炎といった場合、男性の尿道炎のことをさす場合が多いです
尿道炎の直接的な原因ですが、淋菌、クラミジアといった病原菌で、主に性行為をきっかけに感染する性感染症である場合がほとんどです。

現病菌は、淋菌、クラミジアがほとんどですが、それ以外にも「ウレアプラズマ」や「マイコプラズマ」が原因菌として検出される場合もあります。

尿道炎の症状としては、感染した病原菌が「淋菌」であるのか、それ以外の「クラミジア」や「ウレアプラズマ」や「マイコプラズマ」で異なってきます。

淋菌性尿道炎
淋菌が原因である、淋菌性尿道炎の場合、感染して1週間以内に「急性尿道炎」を発症します。
急性尿道炎を発症すると、尿道口の周辺から膿が出てきて、赤く腫れ、激しい痛みを伴うことが多いです。

淋菌性尿道炎の場合、同時に精巣上体炎や前立腺炎を引き起こす危険性もあります。

非淋菌性尿道炎
クラミジアなど、それ以外の病原菌による尿道炎(非淋菌性尿道炎)の場合、淋菌性尿道炎ほど症状は重くなく、軽いかゆみを尿道口に感じることが多いです。
淋菌性尿道炎が急性であることに対し、非淋菌性尿道炎の場合、潜伏期間も7日~3週間程度と長く、慢性的にゆっくりと発症するケースが多いようです。

クラミジア以外にも、ウレアプラズマやマイコプラズマなどの病原菌による尿道炎の場合もどうように、慢性的で症状が軽いという特徴があります。

いずれにしても、尿道炎のような性感染症にかかったら、すぐに医療機関による適切な処置を受ける必要があります。

ただもっとも大事なことは、尿道炎のような性病にまずは感染しないための予防策を講じておくことであることは言うまでもありません。

不衛生で性病の感染リスクが通常よりも高くなるといわれている包茎を手術などで早めに治しておくのも、その予防策の一つだといえるでしょう。

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