クランプ式手術はやめといた方が良い理由
クランプ式手術について書いてみたいと思います。
聞いたことあるって人も多いと思いますが、包茎手術の施術方法の一つにクランプ式手術というものがあります。
2,000年頃よく用いられた施術方法で、器具を用いて包茎手術を行います。
実はこのクランプ式手術ですが、あまり評判がよろしくありません。
ですので、クランプ式という言葉を頭の片隅に入れておくといざというときに役に立つかもしれません。
このクランプ式手術ですがメリットとデメリットがあるので下記にまとめてみたいと思います。
クランプ式のメリット
クランプ式は、先述の通り器具を使って包茎手術する施術法です。
マニュアル通りに器具を使えば、施術者の技量を問わず、一定の施術結果を残せます。
別の言葉で言い換えると、アルバイトの医者や新米医者であっても器具の使い方さえ身につければ、包茎手術を行えるということです。
また、クランプ式手術は難しくないため、手作業による手術に比べて短時間で手術を完了することが出来ます。
時間にすると10数分というところでしょうか。
つまり、人手が足りなくて困っている病院・クリニックにとって、
・施術者の技量に依存しない
・短時間で包茎手術を完了できる
このクランプ式手術は、とても有難い施術方法だったというわけです。
あと、手術中の出血が少ないという特徴があるのも、クランプ式手術のメリットということができます。
クランプ式手術のデメリット
それでは、次にデメリットを書いてみたいと思います。
けっこうヘビーなのですが、、まず
手作業による包茎手術と比べ、手術位置が陰茎の根元に近くなるため、手術箇所が人の目につきやすくなる。
ということがあります。
どういうことかというと、亀頭直下法を見ればわかる通り、昨今の包茎手術は
手術箇所を目立たなくさせるため、亀頭直下に近い位置での縫合に人気が集まっています。
亀頭直下から離れた位置、つまり縫合位置が陰茎の根元に近づけば近づくほど、
手術箇所は人の目につきやすい位置となるということです。
またそれが理由により、包皮部分と陰茎部分の色の違いが目立ちやすくなります。
いわゆるツートンカラーの問題ですが、陰茎部分がほとんど見えないのと、数センチも陰茎部分が残って見えるのでは、色のコントラストに関する不自然さが全く異なってくると思います。
またクランプ式手術特有の問題として、縫合箇所が盛り上がり安くこれまた手術箇所が目立つ要因となります。
病院側にはメリット、患者側にはデメリットが多い手術
このように、クランプ式手術は一言で言うと、
・包茎クリニック・病院側にはメリットが多く
・手術を受ける側にはデメリットばかりの
手術だと結論付けることができると思います。
包茎手術を受ける際は、クリニック選びの一つの基準として
・手作業による手術なのか
・クランプ式などの器具を使った手術なのか
を確認するのが、包茎手術するクリニックを決める、最初の第一歩かもしれません。
ただ一方で、クランプ式手術であっても、独自に改良を行い、
手術箇所が目に付きやすいというデメリットを技術でカバーしているクリニックもあるので、そのようなディテールには耳を傾ける必要があると思います。