サウナは精子へ悪影響？
スポーツジムや銭湯によく行く人の中には、サウナでたっぷりと汗を流し一日の疲れをとるのを楽しみにしている人も多いと思います。
サウナで汗をかくメリットですが
- 発汗作用により、疲労感を和らげる効果が期待できる
- ホルモンバランスを正常に保つ
- 身体の緊張がほぐれることで、寝つきが良くなる
- 血流がよくなることで身体のリラックス効果が期待できる
- 老廃物や毒素が排出され、デトックス効果が期待できる
- 新陳代謝アップが期待できる
といったように、本当に多くの良い効果を人体にもたらしてくれます。
そのため、免疫力アップや体質改善を考えている人や冷え性で困っている人などを中心に、サウナは絶大な人気をほこっています。
しかし一方で、サウナによる身体へのデメリットもいくつか報告されていることも気に留めておかなければなりません。
実はサウナによるデメリットの一つに、「サウナによる生殖機能（精子）への悪影響」があるといわれています。
精子への悪影響は、「男性側が要因の不妊」に大きく影響してきます。
包茎の悩みであれば、包茎手術して治せば悩みは簡単に解決されますが、精子や精巣がダメージを受けてしまうと、元の状態に戻るのに長期間かかったり、取り返しのつかない事態になることが考えられます。
医学的な権威者からも、こうしたレポートが寄せられているため、サウナを利用する際には、十分に注意しておいた方が良いでしょう。
子作り中の人は要注意！精子は高温に弱い。
ご存じのとおり、子供を作るのに精子の存在が不可欠です。
ですが、精子は「熱に弱い」という弱点があります。
精子に快適な温度は、体温よりも少し低い32度前後といわれているため、サウナの高温に長時間、あるいは頻繁に長期間サウナに通い続けることは、精子の質を低下することにつながってしまうというのです。
医者など専門家によると、サウナによる精子の質の低下とは、精子が高温にさらされることで、DNAが傷つくことが原因のようです。
お風呂に長時間入る習慣や、ブリーフなど密閉型のパンツや蒸れた下着をはき続けることも精子へ悪影響を及ぼす可能性があるということなので、もっと高温であるサウナは特に注意した方が良いでしょう。
睾丸（陰嚢）が股間から垂れ下がっていることは、睾丸の温度を冷ますためということを考えても、熱は精子や睾丸に大敵だということがわかると思います。
不妊の原因は、女性側でなく男性側というケースも少なくないため、子作りがこれからの人、子作り中の人は、サウナを利用する際には十分注意するようにしてください。
不妊の半分は男性側が要因！精子に悪いことはなるべく避けよう！
子供ができない不妊の原因ですが、一昔前は女性側の妊娠力の低下が要因だと考えられることが多かったようですが、実は男性側が要因の場合もとても多く、現在では「不妊の要因の半分は男性側にある」といわれているようです。
ですので、特にこれからご夫婦で子供を作ろうかと考えている人は、神経質になるぐらい、精子に悪いといわれていることを回避するのが妥当だと思います。
以下、精子に悪いといわれていることを列挙しますが、
- 精子を高温から守るため長風呂や長サウナに注意する
- 電磁波から精子を守るため、パソコンやスマホを男性器に近づけ過ぎない
- 喫煙は控える（禁煙する）
- 過度なストレスは避ける
- 放射線に注意する
- バイク、自転車に乗りすぎない
- 密閉型のブリーフよりも、通気性の良いトランクスを着用する
- 飲酒はほどほどに
- カフェインを大量にとりすぎない
こうしたことから、まずは私たちの男性器（おちんちん）を守ることから始めてみるのが大事になってくると思います。
これらのことが実際にどの程度、精子にダメージを与えるのかはわかりませんが、実際に医療機関や専門家が言っていることなので、子作りを考えている人は、注意深くなる必要があると思います。
