切らない包茎手術がおすすめできない理由

切らない包茎手術がおすすめできない理由

切らない包茎手術がおすすめできない理由

切らない包茎手術がおすすめできない理由「包茎手術したいんだけど、何か痛そうだし決心がつかないな、、」

包茎手術は、余っている包皮を適切な長さに切除して、陰茎上に縫合する治療です。

麻酔を使用するため術中の痛みは最小限に抑えられますが、そうは言っても幾ばくかの痛みは伴います。

茎太郎が包茎手術受けたときを思い返してみると、手術中はそれほど痛みを感じなかったものの、術後麻酔が切れたときにズキズキする痛みを感じたのを覚えています。

※参考記事:包茎手術後の過ごし方ー茎太郎の包茎手術体験記より

そんな中、目に飛び込んでくるのが「切らない包茎手術」というメニューです。

「切らない包茎手術」どんな手術なのか、メリットとデメリットも含めて詳しく解説します。

切らない包茎手術の概要と種類

「切らない」のであれば「切る」よりも痛みは少なそうなイメージですよね。

一部の包茎クリニックの治療メニューに「切らない包茎手術」という項目があって、気になっている人も少なくないと思います。

切らない包茎手術とは、余った包皮を切除する一般の包茎手術以外の包茎治療の事を指し、具体的には、

  • 余った包皮を「糸」や「ボンド」で簡易的に止める治療
  • 陰茎を引き延ばす「長茎術」
  • 亀頭にヒアルロン酸を注入する亀頭増大術

などがあります。

いずれの治療も、「仮性包茎」の人が対象なので、真性包茎やカントン包茎の人がこの治療を受けることは出来ません。

余った包皮を陰茎根本に固めて縫い付ける

余ったペニスの包皮を陰茎根本に集めて、そこで簡易的に糸で縫い付ける包茎治療があります。

「切らない包茎手術」と言ったら、通常この治療を指します。

二重まぶたのプチ整形をイメージするとわかりやすいと思いますが、包皮の数カ所を根本で縫い止めることで、余った包皮が元に戻らないようにします。

包茎プチ整形のメリットは「低料金」と「手軽さ」

「余った包皮を陰茎根本に固めて縫い付ける治療」ですが、説明が長く手間がかかるので便宜的に「包茎プチ整形」と表現させてもらいます。

包茎プチ整形のメリットは、手術費用が安いことと、皮膚を切らないので施術中の痛みがなく、手軽に手術を受けられる点にあります。

包茎手術費用については、下記記事を参考にしてください。

※参考記事:包茎手術の費用相場は?包茎種別、術式ごとの料金比較

包茎手術に対して、「料金が高いイメージ」と「痛みが強いイメージ」を持っている仮性包茎の人が、この「包茎プチ整形」に興味を持つのはよくわかります。

包茎プチ整形のデメリットは「元に戻るリスク」と「違和感」

包茎プチ整形最大のデメリットは、止めた包皮が元に戻りやすいという点。

それもそのはずで、皮膚を簡易的に陰茎の根本で止めているだけなので、セックスやマスターベーショーンなど、縫合部に圧力がかかると、早々に皮膚が元に戻るリスクはあります。

瞬きぐらいしか外圧のかからない二重まぶたのプチ整形でさえも、自然と取れれしまう可能性があると言います。

セックス時のピストン運動や、オナニー時のハンドシェイクなど、ペニス包皮に日常的にかかる圧力はまぶたのそれと比べ物にならないほど大きいです。

「元に戻ったらまた包茎をプチ整形して仮止めすればいいじゃないか」という人を無理に説得するつもりもありませんが、そのたびに包茎治療費を支払うことになりますし、普通に考えて元に戻ること気にして生活する毎日はストレスでしかありませんよね。

また、包茎プチ整形治療を受けた人の術後の声として、「余った包皮を一箇所に固定するので、患部がゴワゴワ固まって痛い。」という違和感を訴える声も少なからず目にします。

また、この治療が仮性包茎患者に限るという話をしましたが、仮性包茎の中でも「軽度」な部類の人しか治療対象にならないため、カウンセリング時に断られるケースも多いそうです。

興味のある人は、自分の仮性包茎の場合で治療が可能なのかどうか、まずは無料カウンセリングを受けに行くと良いでしょう。

切らない包茎手術「長茎術」の概要

長茎術(長茎手術)とは、文字通り、ペニスを長くする手術のことです。

通常、私たちが言うところのチンコの長さは、体外に出ている陰茎の事を指していますが、陰茎には体の中に埋まっている部分もあって、この部分(陰茎海綿体)を体内から引っ張り出す手術のことなのだそうです。

想像するだけで痛そうですね…

このペニスを長くする長茎術が、なぜ切らない包茎手術の一つと言われているかというと、ペニスの竿の部分が長くなることで、今まで亀頭を覆っていた包皮が根元に引っ張られ、仮性包茎が治る可能性があるからです。

長茎術のメリットはペニスが長くなり包茎が矯正されること

長茎術のメリットは、仮性包茎が矯正されると同時に、ペニスが長くなることです。

多くの男性が「短いペニス」よりも「長いペニス」の方が好ましいと思っていると思うので、その点についてはメリットだと思います。

長くなることで、その分の包皮の余剰分がなくなり、程度次第では仮性包茎が治る人もいるでしょうから、「切らない包茎手術」と言われれば、そういう側面もあるとは思います。

長茎術のデメリットは「手術料金の高さ」と「痛さへの恐怖」

長茎術は、手術料金がかなり高い手術です。

クリニックによってもばらつきがありますが、おおむね40万~50万ぐらいが長茎術の手術費用の相場となってきます。

下腹部の脂肪吸引などをプラスで追加すると、手術費用はさらに高くなってきます。

出費に関わる部分は、皆シビアにならざるを得ないので、大きなデメリットと言えるでしょう。

また、長茎術最大の障壁は、手術への「痛み」と「恐怖」だと茎太郎は思っています。

体内に埋まっている陰茎を引っ張り出す手術です、、

痛くないわけはなく、手術が本当に成功するのか、失敗したらどうなるのか、恐怖を感じる人がほとんどだと思います。

それに比べたら、余った包皮を切り取って縫合するだけの、オーソドックスな「切る包茎手術」の方が、比べるまでもなく安心感が強いと茎太郎は思っています。

ただ、長茎術を否定するわけではないので、興味のある方は、カウンセリング時に説明を聞いてみると良いと思います。

切らない包茎手術「亀頭増大術」の概要

亀頭増大術は、亀頭のサイズアップ(カリ増大)を目的としていて、ヒアルロン酸など薬剤を亀頭に注入する術式になります。

亀頭が大きくなることで、包茎の程度によっては、これまで亀頭に被っていた包皮が自然に向ける可能性があるとされていて、仮性包茎の矯正が期待できるというものです。

メリットは亀頭が大きくなることでしょうか。

ただ、これも包茎を治すことが目的なのであれば、「かなり軽度の仮性包茎」でないと期待すらできないと思いますし、実際やってみないと包茎が治るかどうかもわからないと思います。

デメリットは、包茎治療という観点では、効果がそこまで期待できないという点だと思います。

切らない包茎手術が向いている人

ここまで、「切らない包茎手術」について、その術式ごとの概要と、それぞれの「メリット」と「デメリット」を詳細に書いてきました。

結論から言うと、ここまで書いてきた通り、切らない包茎手術は万人におすすめできる手術ではないと思っています。

切らない包茎手術が向いている人は、ここまでの茎太郎の説明を見て、それでも興味を持ち続けている人に限定されると思います。

ただ、切らない包茎手術に興味を持った人も、術後に後悔しないためにも、必ずカウンセリングの際、自分の希望する手術について、クリニック側とよく話をした上で、納得(不明点や誤解の一切ない状態)の上で手術に踏み切った方が良いと思います。

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