手術箇所が目立つの?根部切除術のメリットとデメリット
包茎手術の術式の一つに「根部切除術」なるものがあります。
クリニックによって「陰茎根部環状切除術」だとか「根部形成法」とも呼ばれますが、術式自体に大きな違いはありません。
一般的には「環状切除術」や「亀頭直下理没術」で手術する人が圧倒的に多いのですが、「根部切除術」を希望する患者も一定数いるといわれています。
「根部切除術」については、一般的な口コミを見ても、またクリニックの見解を見ても、様々な「メリット」「デメリット」が指摘されているので、世間一般で言われていることをまとめてみました。
根部切除術のメリット
根部切除術は、縫合箇所を陰茎の根本で行うことによって、自然に剥けた状態にすることを意図した術式です。
その名の通り、ペニスの根本で包皮を切除し縫合するため、手術の傷口が陰毛の下に隠れます。
また一般的な環状切開術と比べ、包茎手術後の回復(マスターベーションや性行為など)も早いと言われています。
「環状切除術」や「亀頭直下理没術」と比べ、そこまでメジャーな術式ではない(希望する患者が多くない)ため、対応していない包茎クリニックも多いです。
また熟練した医師ではないと「根部切除術」を行うのは難しいとも言われています。
根部切除術のデメリット
手術後が亀頭付近に来ないため、目立たないことがメリットとも言われている「根部切除術」ですが、一部のクリニックでは「手術箇所が逆に目立ってしまう」とも指摘されています。
デメリットを指摘する医療関係者の話を総括すると、根部切除術の手術後は想像以上にはっきりと残るそうで、陰毛で隠れることはなく目立ちやすくなるとのこと。
非勃起時に陰毛の中に隠れていたとしても、勃起することで手術箇所が陰茎の「ど真ん中」近くまで伸びてきてしまうため、性行為の時に傷跡が目立ってしまうリスクを指摘するクリニックもありました。
たとえば女性がフェラチオするする際、目の前に手術箇所がくる可能性も考えられますね。
パイパン(パイチン)だと余計に目立つ可能性も
また、昨今では陰毛を短くしたり、パイパン(パイチン)にする人も増えてきています。
そうなると、傷跡を隠してくれるはずの陰毛がないため、より一層傷跡が目立ってしまうことになりかねません。
今現在、または将来的に陰毛を処理する可能性のある人は、この点にも留意する必要があるでしょう。
【結論】根部切除術を選ぶべきなのか
結論としては、まずは包茎クリニックでカウンセリングを受ける際に、自分の理想とする術後イメージを明確に先方のドクターに伝え、どの術式が一番自分の理想に近いのかを教えてもらうことです。
ほとんどのクリニックが、術式ごとの「ビフォー」&「アフター」写真を見せてくれると思うので、十分説明を受けて、納得の上で包茎手術に臨むようにしてください。
比較的高度な技術を求められる術式と言われていますので、根部切除術で手術を考えている方は、施術実績が豊富なクリニックを選ぶことをおすすめします。