タオルで隠し通した修学旅行の風呂
真性包茎だった茎太郎にも、楽しい修学旅行がやってきました。
高校2年生の秋だったと思います。行先は北海道。
例外なく、茎太郎も修学旅行は楽しみではありました。
でも心から楽しめないのも事実でした。
そう。
北海道修学旅行のメインイベントは言うまでもなく温泉です。
つまり、大浴場のお風呂で友達に裸の下半身を見られるリスクが高くなるってことだからです。
温泉三昧ってことは、
その分友達の前で裸になる回数が半端なく多くなるってわけです。
茎太郎「包茎チンコ、無事隠しきれるかな・・・」
そんな不安な中、いよいよ修学旅行当日を迎えました。
これだけ多いと包茎仲間がいるかもしれない
1週間の北海道修学旅行でしたが、
札幌の時計台に言った以外は「阿寒湖温泉」「川北温泉」「岩尾別温泉」「摩周温泉」とほぼ温泉地の観光に終始しました。
「温泉のお風呂楽しみだねー♪」
なんて女の子通しの会話が聞こえてきたりなんかして、
茎太郎の憂鬱な気持ちもそれに比例して上昇していきました。
・・・
その時、茎太郎はふと思いました。
「確かに自分のおちんちんを隠し続けるのは不自然だし、コソコソしてる様子はみっともないけど、こんなに多くのクラスメイトのオチンチンを観察できる機会もめったにない。」
「これだけの人数がいれば、何人かは自分と同じ包茎のやつもいるんじゃないだろうか。」
そうだ。
ひそかに友達のチンコをウォッチしてみよう!
そう思うと、不思議と憂鬱だった気持ちがおさまりワクワクさえしてきました。
茎太郎は温泉でのお風呂タイムが来るのを静かに待つことにしました。
股間をタオルで完全防御!そして・・・
いよいよ温泉タイムになりました。
一泊目の宿泊先は、結構大き目な旅館でした。
温泉とはいっても、大浴場のようです。
大浴場につくと、思いのほか電灯で脱衣所が明るく、茎太郎は青ざめました。
股間のタオルだけは絶対死守しなければ、一瞬でばれてしまう・・・
茎太郎はしっかりと、股間をタオルでガードしながら服を全部脱ぎました。
おしりは丸出し状態ですが、しかたありません。
・・・・・・・・
浴場のお風呂はとても大きく感じました。
そして脱衣場と比べると明かりもやや暗めなのには助かりました。
基本的に茎太郎は湯船の中にずーっといました。
あたりが薄暗かったので、湯船の中に入っていると下半身をタオルで隠さなくても大丈夫そうです。
茎太郎は自分を安全な場所に避難させた後、みんなのオチンチンをそれとなくチェックしてみました。
「自分と同じ真性包茎の人がどうか見つかりますように」
幸いなことにいい具合に薄暗いので、視線で怪しまれることはなさそうです。
・・・
・・
・
かれこれ30人位のオチンチンをチェックしたでしょうか。
長く湯船に浸かりすぎて若干ふらふら気味になりましたが、わかったことがありました。
◆温泉で30人のオチンチンをチェックした結果
ペニスの状態 | 人数・割合 | 詳細 |
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完全に剥けてる | 10数人 | 亀頭が完全に露出。包茎じゃない人は3分の1以上 |
仮性包茎 | 6~7人前後 | 仮性包茎(亀頭の一部が少なからず出てるので真性包茎じゃないと判断)が、割合は全体の2割程度 |
不明 | 10人前後 | タオルでしっかりとガードしていたため判別不能。 |
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3分の1以上がタオルでしっかりと股間を隠していたので
正確なデータはわかりませんでしたが、
茎太郎と同じ真性包茎の人にはついに出会えませんでした。
また、手では剥けるけど、通常時亀頭がすっぽり皮でおおわれている重度の仮性包茎の人にも出会えませんでした。股間隠し組の中にはいたのかもしれません。
タオルで覆っている人の中にいたのかもしれませんけど、残念でした。
男たる者、隠さず堂々と生きていたい!
湯船を出て、どうにか股間をタオルで隠しながら服を着ることができました。
その後の修学旅行期間中も包茎であることを何とか隠し通し、
無事旅行を終えることができました。
修学旅行を終えて、茎太郎は気持ちを新たにしました。
何も悪いことしてないのに、自信なさげにコソコソとオチンチンを隠しながら生きるのはもう嫌だ。早く前を隠すことなく堂々と温泉旅行ぐらい楽しみたい。
茎太郎は、具体的に包茎手術を受けるための計画を練ろうと改めて心に誓ったのでした。
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