包茎の人がコンドーム装着時に気を付ける注意点!目的と役割
子作り中、妊活中以外の男女にはコンドームの装着を義務化すべきだといっていいほど、コンドームは重要な役割を担っています。
コンドームの果たす役割は
- 避妊(望まない妊娠を防ぐ)目的
- 性病への感染を防ぐ
と、大きく2つあります。
後述しますが、包茎の人は衛生的な点からも特にコンドームを付ける必要があると思いますし、装着後も包皮の戻る力でコンドームが撮れてしまわないように注意する必要があると思います。
コンドーム装着の目的と役割についても、注意点を交えてまとめてみたいと思います。
避妊具を装着しない性行為は避妊とは言いません
コンドームをつけないままの性行為は、女性の膣内に精子を含む精液を「中出し」する行為となり、妊娠する可能性が高くなります。
コンドームの装着がめんどくさく、気持ちよさが減ることから、射精する瞬間、膣からペニスを抜きとり、膣外で射精する「外だし」を好むカップルも少なくないようですが、射精前であっても、「我慢汁」と呼ばれる精子を含む分泌液が出るため、外だししたつもりでも妊娠してしまう可能性はあります
避妊するのが男性なのか、女性なのかで避妊具は異なってきます。
- 男性側の避妊具・・・コンドーム
- 女性側の避妊具・・・避妊リング(子宮内避妊用具(IUD))、ヌーバリング(Nuvaring)、ペッサリー
こうした避妊具を組み合わせることで、妊娠する確率を小さくしていくことが避妊のポイントなので、そもそも体外射精のような避妊具を装着しない性行為は避妊とは言いません。
そして避妊するのに、女性にだけ避妊具をつけさせて自分は生で性行為に及ぶ男は身勝手だと思われて当然なので、避妊するならコンドームは必ず着用するという意識を持つべきです。
コンドーム付けてるかどうかで性感染症の感染率は格段に違う
そして性感染症になりたくないのであれば、性行為の際コンドームを付けるのは必須だと思っておいてください。
性感染症は、性行為やフェラチオなどの「性的接触」によって感染する病気のことで、何らかの「性的接触」があれば、誰もが感染する可能性がある病気です。
性病とも呼ばれますが、性感染症は感染しても無症状であることが多いため、気づかない間に周りの人に感染させてしまうことも多いので厄介です。
性感染症には、
- 性器クラミジア感染症
- 性器ヘルペスウイルス感染症
- 尖圭コンジローマ
- 梅毒
- 淋菌感染症
などがありますが、HIV感染の結果発症する「エイズ」も性感染症の一つです。
こうした性感染症ですが、コンドーム付けてるかどうかで性感染症の感染率は格段に違ってきます。
特に、包茎の人は性器が包皮に覆われていることから、包茎でない人と比べ、性感染症にかかりやすいとも言われています。
包茎の人は、自らが性感染症にならないために、また相手女性に性感染症感染の心配を与えないためにも、ズル剥けの人以上に、必ずコンドームを付けることを心がけるべきだといえるでしょう。
性行為に及ぶときには、もし今回の性行為で自分がHIVに感染したら、自分の大切なパートナー、両親、子供がどう思うかということを常に頭の中においておき、最低限コンドームはすべきだと考えます。
コンドームの付け方。包茎の人は皮の戻りでコンドームが取れないように注意!
コンドームの付け方はとても大事です。
なぜなら、セックスの最中コンドームが取れてしまうケースは意外と多いからです。
コンドーム装着の手順としては、
- 中身を傷つけないように袋からコンドームを取り出す
袋を破るときコンドームまで引き破らないように注意深く取り出しましょう。また爪が伸びていたり、口で開けたりすると、伸びた爪や歯でゴムを傷つけてしまう可能性があるので注意してください。) - 先っちょの精液だまりを指で軽くつまんで空気を抜く
空気が入ったままコンドームを装着すると、コンドームの破裂、根本からの精液の漏れ出しの危険があるため、精子溜まりの空気は事前に抜いておく必要があります。精液だまりをつまむとき、コンドームに傷を付けないように注意してください。 - ペニスの包皮を根元に向けて引っ張った状態でコンドームを根本までかぶせる
コンドームは裏表間違わないように注意しながら、勃起時のペニスにかぶせます。
まずこの流れを抑えておけば良いですが、「精液が外に漏れないようにゴムに穴を開けない」「コンドームが性行為中に外れないように、根元までかぶせる」ってことがポイントになると思います。
また、陰毛がゴムの中に巻き込んでしまうと、ピストン運動の時、陰茎がチクチク痛むことに加え、セックス中にゴムが外れる一因にもなってしまうため、ゴムをかぶせる時、陰毛が巻き込まれないように手で押さえておくこと、そして短く陰毛をカットしておくことが、陰毛巻き込み防止策としてはおすすめかなと感じています。
もしペニスを膣内に挿入中コンドームが取れてしまった場合、性感染症を防ぐ効果がないばかりではなく、射精後取れたのであれば、妊娠の可能性も高まってしまいます。
仮性包茎の人は、包茎じゃない人と比べ、皮の余りや戻る力が大きいので、皮の戻りでコンドームが取れないように十分注意してください。
どのようなコンドームがいいのか
どのようなコンドームがおすすめかですが、「避妊」や「性病予防」の観点から、薄さを強調した物よりかは、丈夫で信頼性のおけるものが良いと思います。
別に薄さが0.01ミリとか薄いのでも良いのですが、薄くても頑丈なものを選ぶのが良いでしょう。
もちろん価格がリーズナブルであればなおさらですね。
個人的におすすめなのは、
- SKYN PREMIAM
- グラマラスバタフライ
- サガミオリジナル002
- オカモト キュート
- スーパービッグボーイ
- SMART BOY(スマート ボーイ)
- ゴクアツ
などですね。
そのほかにも良質なコンドームはありますので、口コミなどで「商品の品質」「メーカーのスタンス」など評判が良いコンドームを選ぶのが良いでしょう。
購入方法は「通販」や「コンビニor自販機購入」など好きな方法で構わないと思います。
今では、1000円程度の値段で満足できる質のコンドームを購入することが可能ですし、深刻な性病に感染したり、独身の状態など妊娠を望まない時期の妊娠を防ぐ意味でも、必ず男性はコンドームを使って性行為をしてほしいと強く思います。
以上、コンドームの果たす役割と、使用する際の注意事項についてまとめてみました。
真性包茎やカントン包茎の人は包茎手術して治す人が多いと思いますが、仮性包茎の人は包茎じゃない人よりも皮の余りが多いため、セックス中に皮の戻る力でコンドームが外れてしまわないように、特にしっかりと装着するように気を付けることが重要だと思われます。