立ちション厳禁!包茎男の要注意事項
「あなた、尿ハネするから便座に座って用を足してよね」
奥様からの冷たい一言で、朝っぱらから気分を損ねている旦那さんも多いのではないでしょうか。
私たち「男」が慣れ親しんできた「立ちション」が今存続の危機に立たされています。
これは何も野外での立ち小便を禁止するというものではなく、室内の個室トイレでの立ちションベンをも禁止するというもの。
和式トイレ、洋式トイレかかわらず、家のトイレでは、座って(和式の場合はかがんで)放尿しろってことです。
まるでトイレ個室内での「立ちション」が犯罪だとでも言わんかのような風潮です。
「何でわざわざウンチングスタイル(ウンコ座り)で小便しなきゃならんのじゃ!!!!」
世の男性諸君がいきり立つのは、一見当然のことだといえそうな気もします。
(※イメージ図は、ぎょうちゅう検査(お尻ぺったん)のキャラクターです、、)
尿ハネで黄ばんだ便所を掃除するのは物凄く大変
ですが、家のトイレで「立ちション」を辞めてほしいと思う理由を知れば、それが至極もっともな理由だと男性側もわかってもらえると思います。
「立ちション」すると便器の周りはおろか、トイレ中にオシッコが飛び散りますよね?
その飛び散った「尿ハネ」を掃除するのは誰ですか?
多くのご家庭では、トイレ掃除は嫁さんが担当されていることと思います。
旦那や小さいご子息の「尿ハネ」で黄ばんだ便所を掃除するのは物凄く大変だということで、奥様方のその不満が爆発しているってことです。
実際に、旦那さんがトイレ掃除の担当をすれば、黄ばんでアンモニア臭が満ち溢れているトイレを毎日のように掃除することが、いかに大変なことか、いかに屈辱的なことかがよくわかると思います。
毎日、トイレ掃除してる奥さま達からすれば、立ったままオシッコされると、飛び散って便器が汚れるから、多少手間だろうが小便ぐらい座ってやれよ!!ってことですね。
確かにそれはそうだと思いますし、私も含め、男性側には反論の余地はあまり残されていないような気がします。
掃除する女性の立場になって考えると、あちこち飛び散ったオシッコを片付けるのは一苦労。
できるものなら、立ちションなど法律で禁止してほしいぐらい思っている女性も少なくないと思います、、
立ちションで尿が飛び散る原因の多くは、包茎の余った皮が邪魔するから
ですが、ちょっと男性の一部を代表して言い訳させてもらいます。
すべての男性が立ションでトイレを汚すのではないということを。
立ってオシッコするすべての男が「トイレを小便まみれに汚す悪者」のように言われていますが、決してそうではないです。
立ち小便をしても、便器を汚してしまう男性がいる一方、便器をほとんど汚さず用を足してしまう男性もいます。
その直接の原因となっているのが、「長く余ったおちんちんの皮」なのだと自らの経験上実感しています。。
包茎ペニスの不必要に長くビロビロした皮のことです。
なぜ包茎の人が、オシッコでトイレを汚しやすいのか、その理由をその辺の事情にあまり詳しくない女性に向けてお話ししたいと思います。
チンコの皮が邪魔してオシッコの軌道が変わる。
包茎が何なのかを知らない女性もいるかもしれないので、簡単に説明すると、包茎とは「おちんちんの外側の皮が長すぎて、亀頭を覆ってしまっている状態」のおちんちんのことを言います。
↓↓包茎について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
※参考記事:包茎手術した結果どうなったか
簡単に説明すると、亀頭というのはペニスの先っちょのキノコのエリンギのような形をしているのですが、手で余った包皮を剥いて亀頭を露出できるタイプの包茎を「仮性包茎」といい、亀頭を露出できないタイプの包茎を「真性包茎」といいます。
なお、手で包皮を剥いて亀頭を露出できた場合でも、勃起時などにペニスが包皮口に締め付けられるような不快感を感じるような包茎を「カントン包茎」といい「真性包茎」と同じく手術を要する包茎になります。
話を元に戻しますが、このいずれのタイプの包茎であっても、皮にオシッコが付着してしまうケースであれば、トイレを汚してしまう原因になります。
茎太郎も包茎だったからよくわかるのですが、放尿時、ペニスの外側の皮にオシッコがかかってしまうと、オシッコがトイレ内に飛び散ってしまったり、自分の足元やズボンを汚してしまったり、とても悲惨な状態になってしまうことが多いです。
仮性包茎やカントン包茎の場合も、通常、オチンチンの先っちょまで皮を被ってますので、オシッコ出てる放物線を皮余り部分が邪魔しちゃうんですよね。
オシッコを終えた後も、ポタポタ出てくる残尿のしずくが、包皮の内側に溜まったりするので、パンツやズボンにオチンチンを収納するときに、動いた拍子に、オシッコの水滴が便器の外に飛び散ってしまう可能性が高まります。
包茎じゃない皮がズルムケのオチンチンだとオシッコが飛び散りにくい理由
ちなみに、包茎じゃない男性の場合ですが、皮がズルムケ状態で、尿道口が皮で覆われていないため、オシッコが便器の外に飛び散る確率は、包茎の男性と比べ、極端に低くなります。
オシッコが完全に終わって、トントンと下半身を上下に揺らしたり、愚息を指先でピンピンして、尿のしずくを取った後、パンツの中に収納することで、便器を汚す可能性は極端に低くなります。
便器周りがオシッコで汚れているということは、こういう男性側の苦労があることも、世の女性側は、頭の片隅にだけでも置いといてもらえたら幸いかと思います。
男性も便座に座って小便し、最後は紙で尿の水滴を拭うのがベスト!
とはいえ、ベストなのは男性でも便座に座ってオシッコすることですね。
これをするだけで、オチンチン側にいかなる理由があろうとも、明らかにトイレが汚れるケースが激減すると思います。
さらに言えば、オシッコが終わった後、トイレットペーパーで尿のしずくを拭ってやること!!
飛び散る原因である、尿のしずくをトイレットペーパーで吸収してあげることで、便座が黄ばむリスクも限りなくゼロに近づけることが可能になります。
夫婦の離婚は、日々の些細な言い争いの積み重ねで生じるといいます。
ぜひ、世の旦那さんたちは、トイレ掃除に代表されるような奥様たちの日ごろの苦労に感謝し、その負担を少しでも軽くしてあげるために、座ってオシッコする習慣をつけてもらえたらと、茎太郎は望むばかりです。
たまには、旦那さんの方から率先してトイレ掃除をしちゃう日を増やすと、確実に夫婦仲はよくなることと確信しています。